2018年9月/作家のご紹介
本日、作家 劉逸楓さまによる展覧会「SILENCE-無人之境-」が無事終了いたしました。
会期中お越しいただきましたお客様に御礼申し上げます。
写生によって描かれた景色から、山の樹々のざわめきや清廉な空気を感じる展覧会でした。
このたび、日本での個展会場としてアートスペース余花庵をお選びいただきました作家の劉逸楓さま、今回の企画をたてていただきました馬桂群さまに心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
喜聞堂 アートスペース余花庵
劉逸楓 個展
とき:2018年9月25日(火)〜9月30日(日)
時間:10:30~20:30 [最終日/17:00まで]
劉逸楓氏の春夏シリーズ最新作から小作品30点ほどを展示いたします。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
寂静一号作品40×80cm中国の青年画家である劉逸楓氏は、早くからヨーロッパの古典油絵を研究されるとともに、中国の伝統的山水画の精髄を吸収し、数多くの物の形を表現してこられました。
近年は主に写生にこだわり、山水画に没頭されています。
中でも、山の草木や茂みを題材として、油絵の新しい画材を活用した作品は絵画の中に厳かで捉えどころがない無人の境地が表現されています。
今回の展覧会では主に、劉逸楓氏の春夏シリーズ最新作から小さめの30作品を展示いたします。
各作品はどれも風景を写生したものです。それらの作品はどれも叙情的で詩趣に富んでおり、現代画風から脱却しつつ、描写によって自己を表現する伝統的な表現技法を打ち捨て、自己や現代画風と向き合う精神が再現されています。
また、構図取りから造形に至る手法は非常に独特で、色鮮やかでありながらも落ち着きがあり、率直に内面が表現されています。それは、時に高尚優雅な風格の中に無欲恬淡の精神を備えており、時に写意が強く描かれており、山水画の境地に至る精神が一つになっています。
余花庵の内装と絶妙に調和し、氏の作品と相乗作用して、より神秘的な空間が広がっています。
是非、多くの日本の絵画愛好家の皆様にご来場いただきたく、ご案内申し上げます。
作家プロフィ−ル
劉逸楓
1987年 湖南省生まれ
現在、蘇州や上海にて作家活動中。
----------------企画----------------
馬桂群
----------------後援----------------
蘇州蘇工坊藝術品有限公司
上海賽霆裝飾材料有限公司
蘇州工業園區匯文運通投資有限公司
同心工藝基金
株式会社千里
上海微道投資管理有限公司
展示会が行なわれた当ギャラリー(アートスペース余花庵)の様子
劉逸楓 個展 SILENCE 無人之境フォトレポート
劉逸楓 個展 SILENCE 無人之境は、おかげさまで多数のお客様にご来場いただきました。感謝申し上げます。展示された作品、開催中のギャラリーなどのフォトレポートをご覧ください。