2017年2月/作家のご紹介
本日無事京都漆器青年会さまによる展覧会、「いつか、さいごの一杯」展が終了致しました。
ギャラリートーク、クロージングパーティーも盛況で、多くのお客様がそれぞれの作家さまの「さいご」への思いのこもった器を興味深く鑑賞されておりました。
テレビ局、新聞社、ラジオ局など多くのメディア関係のご協力のもと、750名以上のお客様にご来場いただきましたこと、厚く御礼申し上げます。
京都漆器青年会さまはこの後もみやこめっせにて2つの展覧会が続きます。続く展覧会も、多くの入場者さまに恵まれますよう、お祈り申し上げます。
ありがとうございました。
アートスペース余花庵 スタッフ一同
京都漆器青年会 平成28年度展覧会
〜 いつか、さいごの一杯〜
さいごの時までどう生きるのか
うつわを通して見つめる、考える展覧会です。
とき:2017年2月21日(火)〜2月26日(日)
時間 11:00~20:00
[最終日 16:00まで]
主催:京都漆器青年会 共催:(地独)京都市産業技術研究所 後援:京都漆器工芸協同組合
いつか迎える「さいご」の時に、あなたならどのような器を選びますか?
仲間と楽しく分かち合う器。
思い出の場所で大切な人と使う器。
毎日愛用している器。
家族との時間がつまった器。
どの場所で、誰と一緒に、何を口にしたいかは、人それぞれ違うはずです。
今回の展覧会は、「さいご」をキーワードにして、
制作者それぞれの「生き方と器」の関係性をご覧頂きます。
【展示内容】
それぞれの作り手が想像したラストシーンを飾る器を,そのシーンの説明(コンセプトボード)とともに展示します。器をご覧になるだけではなく製作の背景になった作者の考え方にも触れられる展覧会になります。
【新規性】
今回のテーマに基づき作り手が想像とする「さいごの一杯」を巧みな技術や造形センスといった点に注目されがちな伝統工芸の世界に,“使うシーン(状況設定)から考える”新しい切り口で,既存の価値観に一石を投じる提案を目指します。
今回出品者には漆器青年会会員だけではなく木工芸を生業とされているメンバーにも協力を仰ぎ、会員だけではない違った側面からの作品も陳列します。
-京都漆器青年会とは-
京都漆器工芸協同組合の下部組織で、京漆器に関わる4 5歳までの製造者、販売者、資材製造販売者が加入する任意団体。作品展、商品開発、研修会等、様々な活動の企画・実施をとおして、会員の資質向上を目指し、京漆器の普及に精力的に取り組む。2 0 0 7年より、うるおい漆展を公募展として若手作り手のネットワーク構築を進める。1971年7月28日創立。
展示会が行なわれた当ギャラリー(アートスペース余花庵)の様子
京都漆器青年会 平成28年度展覧会「いつか、さいごの一杯」
京都漆器青年会 平成28年度展覧会「いつか、さいごの一杯」は、おかげさまで多数のお客様方にお越し頂けました。感謝申し上げます。展示された作品、開催中のギャラリーなどのフォトレポートをご覧ください。