馬場征子さま、葛城江里子さまによる二人展「馬場征子×葛城江里子 奇跡の軌跡」が無事終了いたしました。
ご来場のみなさまには、油画とドライフラワー作品をお楽しみいただけたことと存じます。
素敵な展示会を開催していただきました馬場征子さま、葛城江里子さまには、心より感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。
アートスペース余花庵
油画 馬場征子
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ドライフラワー 葛城江里子
奇跡の軌跡
2022年 11月1日(火)〜11月6日(日)
10:30~20:30 最終日17時まで
二人の作家それぞれの感じ方を大切に、油画とドライフラワー作品の調和を会場にてご覧ください。
馬場征子(ばばゆきこ)
滋賀県在住。油画を制作。京都市民美術展にて佳作受賞(2回)。第18回野洲市美術展覧会にて特選市展受賞。他、受賞多数。
作品に「完成」はない
人生と同じく、作者が生きる限り
私は自分の作品をいつまでも『完成、おしまい』とせず、昔に描いた作品にずっと手を入れ続けています。趣味だからこそ過程を大事にして、その時々の自分と向き合って新たな気持ちで描き足す。そうして過去の作品に手を入れると、時間を経た味わいを内包しながら、今の私が描く新しい作品になります。そんな風に思って長年絵を描いています。
葛城江里子(かつらぎえりこ)
京都市在住。ドライフラワーとポプリの作品を中心に、アロマオイルなど花をはじめ植物全般をつかったアレンジメントを制作。
ドライフラワーの魅力
人間と同じく、年月を経て深まる
人は老いを忌避し、退色した花は見栄えが良くないと捨てますが、年月と経験を重ねて人の魅力が深まるように、ドライフラワーとなった植物たちも時とともに退色した茶や黒に深みが増します。人間が何歳になってもちょっとしたきっかけで新しい発見があるように、一度完成した作品に新たな花や実を加えると、また新しい顔を見せてくれます。今展では、30年前に作成した第一号作品のリースも展示します。時を経た植物たちの魅力を知っていただきたいです。