昨日、土屋秋恆さまによる「天守御神画展－我を見守るものたち－」が無事終了いたしました。ご来場いただきました皆さま、誠にありがとうございました。
会場には、土屋さまならではの技法で描かれた水墨とシルクスクリーンやアクリル絵の具の融合した作品が並びました。虎、龍、麒麟などの大作から、ご自身のハット装飾をきっかけに作成されたカードの小作品など、様々な作品をご鑑賞いただけたことと存じます。
作品のオーダーをご希望の際は、詳しくは土屋さまのホームページをご覧ください。
https://www.shukoutsuchiya.com/
このたび、個展を開催いただきました土屋さま、関係者の皆さまにスタッフ一同心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。

アートスペース余花庵

２０歳になったある日、一人屋根に登り、天を駆ける存在に芸術家として生きていくことを誓いました。

宗教的信仰や習慣的民間信仰、様々な捉え方がありますが、大きく見れば人々は古来より何か大きなエネルギーに対して畏怖や敬意の念を感じ、それらに名前を付けてきたのだと思います。優しく包み込むような存在、破天荒に荒ぶる存在、静かに道を指し示す存在。様々な存在の、大きくて力に溢れる姿が想像できますが、それらを作品として描くのは簡単ではありません。時にその存在になりきり、力を注ぎ込んで描いていくと、仕上げの頃にはこちらの目も血走り、興奮状態になり、体力を消耗し、限界に近づく頃、ようやくその力と対等に向き合えるようになってきます。

本展は、いま持てる自分の全てをぶつけて描いた作品展です。

11月５日（金）18時～20時
レセプション － 土屋秋恆 御神画解説 －

＊ご入場制限がございます。
＊新型コロナウイルス感染状況により中止とさせていただく場合があります。ご来場前にご確認ください。

左：蛍光獅子図　1500×850mm
右：九鳳凰円翔図　1745×770mm

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