宮沢賢治没後90年記念
「銀河鉄道の夜」
野間仁根 挿絵原画展
(喜聞堂 常設展内 特別展示)
2023年 8月15日(火)〜9月3日(日)
※勝手ながら9月1日(金)夕方までの開催に変更となりました※
10:30~20:00 最終日 夕方頃まで
本年が宮沢賢治没後90年であることを記念し、「銀河鉄道の夜」 野間仁根 挿絵原画展を株式会社喜聞堂 アートスペース余花庵 常設展内にて特別展示いたします。
瀬戸内海を描く洋画家として知られる野間氏は、自身の油画制作のほかに新聞連載小説の挿絵なども手掛けられました。今展では「日本童話名作選集」(新潮社/昭和16年初版)の宮沢賢治「銀河鉄道の夜」へ添えられた挿絵の原画のうち、12点をご覧いただけます。
野間仁根(のまひとね)
1901~1979年。洋画家。愛媛県生まれ。
1919年(大正8)上京し、翌年川端画学校に学んだのち東京美術学校西洋画科に入学。在学中から中央美術展、
光風会展、二科展に出品し、1925年に卒業。1928年(昭和3)二科展で樗牛賞、翌年二科賞を受賞し、会友を経て、
1933年二科会会員となる。坪田譲治、井伏鱒二らの新聞連載小説の挿絵を担当。第二次世界大戦後は1955年(昭和30)に二科会を退会して同志と一陽会を結成した。
期間中、野間仁根氏にちなんで瀬戸内海が描かれた江戸期の屏風も展示いたします。
株式会社 喜聞堂
https://kibundo.com
2011年に法人組織になり、前身の喜聞堂を開業して以来、およそ30年に亘って江戸期絵画を始めとした古美術品・美術資料類・歴史資料類を取り扱って参りました。その中で積み重ねて来た実績は、取引先やお客さま方の信頼へとつながっております。
これまでの経験やノウハウを活かして今後も引き続き、所有して価値ある楽しい古美術品・重要な美術資料・学術的な歴史資料の発掘・発見に努めてまいります。