ウクライナの漫画家たちによる
諷刺漫画展
ウクライナからの手紙
2022年 9月13日(火)〜9月25日(日)
10:30~19:00 最終日は18:00まで
主催 : FECO JAPAN
ウクライナの6人の漫画家たちの作品展に多くの方にお越し頂きありがとうございました。
サイン帳への応援のメッセージにも、現地の作家たちからいくつものイイネ!をもらっています。
今後、他所での巡回展も考えておりますので、もし『ウチでも是非』とご協力いただけるギャラリーや施設の方がおられましたらご連絡ください。
FECO JAPAN 代表 篠原ユキオ
(メッセージはコチラへどうぞ)
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ロシアがウクライナに侵攻して半年が経ちました。世界中が注視し抗議する中、状況は変わらず、ウクライナの人々の苦しみは今も続いています。これに抗議して多くの諷刺漫画家たちは侵攻直後からそれぞれの場所で怒りと抗議の漫画を描き続けています。FECO JAPANは3月に世界各国の漫画家たちに呼びかけて、ロシアに対する抗議と平和を訴える国際漫画展を企画し実施しました。
それは同じ思いを持つ多くの方々の協力を頂いて、4月に京都国際マンガミュージアムで『平和への100の扉』展としてスタートしました。6月には大阪茶屋町Nu+(プラス)展における1ヶ月半の展示に繋がり、作品は13カ国130点に増えました。7月には鳥取県まんが王国・平井知事の応援も頂き、鳥取県内の鳥取-米子-倉吉の3市での巡回展につながりました。この動きはいくつもの新聞社、TBSのサンデーモーニングやNHKの全国ニュースでも報じられ、世界の漫画家たちの想いをたくさんの人たちに届ける事ができました。
しかし、情勢は依然として変わりません。このたび、京都のギャラリー 『余花庵』さんの全面的なご協力を頂き、この漫画展を開催する事になりました。ウクライナで活躍する諷刺漫画家6人は、こちらからの呼びかけに賛同し、すぐにいくつもの作品を送ってくれました。描かずにはおれない一人一人の強い思いがひしひしと伝わってきます。この展覧会では6人の漫画家からの作品とともに、日本の人たちへのメッセージもご紹介します。作品点数は近作の合計60点を展示いたします。
会場にお越し頂きウクライナの漫画家からの強い想いをそれぞれの作品から感じ取って頂ければ幸いです。
FECO JAPAN 代表・篠原ユキオ
FECO
(The Federation of Cartoonists Organizations)
1984年、ベルギーを中心としてヨーロッパでマンガ家相互の交流のために誕生した世界で唯一のマンガ家による国際交流団体。現在、世界中の30の国と地域が参加するまでに広がっています。1987年、フランスに在住だった山井教雄が日本人として初めて推薦加入、帰国後「FECOニッポン」を結成しました。1994年に当時の会員の方向性を尊重する形で発展解消の後、1997年にはあらためて山井を会長とするFECO JAPANを結成し、海外作家との交流を中心に国内外で活動を続けてきました。その間、会長職は横田吉昭が、2014年からは京都精華大学名誉教授の篠原ユキオがそれを引き継いで現在に至ります。